現在地、花の都パリ。
弟夫婦のハネムーン手配をHISに変わり引き受けました、アキ改め、どうもAKIです。
(ちなみに当社は希望されたホテルと別のホテルを予約するミスを起こして逆ギレします)
さて、インドから目指すは、人生初のヨーロッパ。
乗継がロンドン「ヒースロー空港」というだけで、自然と上がるテンションを抑えつつ…
やって来たのは、この旅9ヶ国目、スカンディナヴィア半島のひとつ、北欧フィンランド!
当初の予定だったトルコ〜ヨーロッパINを心配した家族や友人たちに止められた後、悩みに悩んで、最北からヨーロッパを周遊するルートに決めました。
実際、中東諸国を今現在も安全に旅している旅仲間は居るし、行きたかったな〜と心の底では少しだけ思いつつ、こうして旅が出来ているのも皆が日頃無事を祈ってくれているお陰なので、また来たる「時」に行けば良いやと言い聞かす。ただ…イスタンブールの鯖サンドは食べたかったぜ。チキショー!w
ということで、憧れ続けた国のひとつ、北欧フィンランド。
近年の北欧デザイン人気を牽引する国で、ムーミンにマリメッコにサンタクロースにイッタラに…
ロンドンからヘルシンキへの機内食、空港内の表記ひとつに至るまで。次々と目へ飛び込む計算されつくした洗練さに写真が止まらない。久々に感性を刺激される環境にやってきたことで、ようやく愛すべき雑多な世界を出たことを実感する。
エレベーターの無いアパートタイプの古い建物の宿に、24時頃まで暗くならない初めての白夜。
この為に、フィンランドまで来たと言っても過言では無い、映画「かもめ食堂」のロケ地。撮影当時の店は既に閉店していて、中華料理屋?になろうとしていた所を現在の日本人オーナーが買い取り、店名も本当に「かもめ食堂」としてオープンさせたとか。物語で登場する内装とは変わっているものの、雰囲気はそのままで、今にも此処でシナモンロールを焼き、おにぎりを握るあの3人が奥から出てきそう。
そして驚くのが、街の雰囲気。かもめシリーズに共通する柔らかな雰囲気が、そのまんま存在する。(ちなみに1番好きなのはマザーウォーター。あ〜そら豆食べたくなってきた。)
「フィンランドのカモメは丸々と太っている。」
映画の冒頭で小林聡美が言うように、フィンランドのカモメは本当に、丸々と太っている。
ザ・ヨーロッパの街並みに、至る所でバスキング。(彼らが格好良すぎたので帰国したらトロンボーン習います。メンバー募集中。)
そしてヘルシンキと言えばココ、ヘルシンキ大聖堂。
穏やかな気持ちで街を散策していても、ここへ来るとどうしても温泉同好会(言わずもがなイッテQ)の「やってきました、ヘルシンキ〜!」姿が思い出されてニヤついてしまう。
キッチン付きの宿では基本自炊。久々に見る新鮮な葉物野菜のサラダに7ユーロの血迷い。有名なシナモンロールは食べる。水・ジュースがビールより高いからビールを飲む。この日から、新しい街へ着くとまず安いスーパーを探す生活が始まる。
嗚呼、フィンランド。次に来る時は、たんまり買い付け気分で来るとしよう。そうしよう。
ヘルシンキの港から、船に乗り込みます。
スウェーデンはストックホルムまで行くのに、飛行機では無く、船旅をしてみる。してみたい。
当然最低ランクの部屋なので、船底の相部屋。タイタニックで言ったら、ジャックが天井まで水が押し寄せてアップアップしてた所ら辺かな〜と気分は完全ディカプリオ。しかも、この日は乗客が少なかった?はたまた金持ちが多かった?のか、ひとりで部屋を使えたラッキーな展開。
レストランやバーは勿論、カジノやダンスホール、免税店まであって、豪華客船とまではいかないものの、充分すぎる雰囲気の船旅デビュー。予め買っておいた魚肉ソーセージに勢いよくかぶり付いたら、レバーの塊で絶望したこと以外は、大満足な一晩でした。
翌朝、リアルタイタニックになることなく無事にストックホルムの港へ到着。
10カ国目スウェーデン!
毎年、ノーベル賞の授賞式が開かれるコンサートホール。
スウェーデンと言えば、のH&M。IKEAの袋を持った人も多数。
何とも開放感のある部屋で寝たり、アジア食品屋で謎すぎるネーミングの素麺を買ってみたり。
ストックホルムでの目的、セカホンで渡辺直美が豪快に食べていたヴェーテカッテンのブルーベリーデニッシュは予想以上の大きさ、美味さ!(朝と昼でやっと食べ切れた)
ただでさえ物価の高いヨーロッパの中でも、特に高い北欧。加えて夏真っ盛りのオンシーズンで、何も考えずフィンランド4泊の予定を立ててしまった反省から、スウェーデン以降は当分1泊のち夜行バスで次の都市へ移動の計画に変更。
ということで、11カ国目ノルウェー、オスロ!
ノーベル平和賞の授賞式が行われる市庁舎。うん、小平市役所と全然違う。
ムンクと叫ぶ。
韓国に負けて叫ぶ。
パン食べてたら歯の詰め物とれて叫ぶ。
海を 渡る。
12カ国目、デンマーク。
コペンハーゲン、一瞬で好きになる。
アンデルセン童話の国。人魚姫に会いに行く。
古い建物も、モダンな建物も、センスが良すぎて街を歩くだけで溜息。
宿で出会ったユカさんとフードコートでご飯を食べていたら、突然警報がなり、
これが、
一瞬でこうなった。
(大丈夫っしょ、と呑気にふたりで食べ続けてたら、やっぱり外へ出された笑)
コペンハーゲンでは長年海外に住んで活躍している日本人女性2人との出会いあり、沢山の同志たちとの出会いあり、スカンディナヴィア半島最後の国で、刺激を沢山もらって、元気を貰って、次の街へと旅立ちました。
また来るよ、北欧!
また来るよ、スカンディナヴィア!
どの国も素敵すぎて溜息でちゃう。
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吐く息が無くなるくらいヒィヒィもんの景色が続くよ、呼吸整えといて!笑
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